2015年2月12日木曜日

オリヴィエ・ラツィ 東京滞在 観察日記 その1

↑Olivier Ratsi
2月28日(土)から始まるアンスティチュ・フランセ東京と共催の"TOKYO ANARCHITECTURE "『東京乱建築』展のアーティストオリヴィエ・ラツィさんが来日してから早くも12日が経ちました!
到着翌日から彼は、毎日重たい荷物を背負ってママチャリで東京中を走り回っています。
「毎朝4時半に起きて5時半には出かけているんだ。朝日が奇麗だからね。」と彼。
↑オリヴィエの必需品「手袋とニット帽は欠かせない」
 彼は、新宿と渋谷をメインに、空に飛び出している建築を探しています。
「渋谷はビルとビルが密集しすぎていて難しい。新宿の方が空に飛び出しているビルが多い。」そうです。
先日、渋谷で待ち合わせをして彼の撮影に立ち合いました。
センター街をスイスイと進みながらキョロキョロと上の方を見上げています。
まさにパリジャンのスピード(?)です。

↑Olivier Ratsi in Shibuya



センター街ですでに昼間に撮った場所から同じアングルで夜バージョンを撮影します。


同じ場所を見つけるのに一苦労です。
「看板が多すぎてキラキラしすぎて同じ場所を見つけるのが大変!」と嘆いていました。

これから、撮影した多くの写真の中から展示用の写真を選び、デジタルメスを入れていきます。
東京の建築がどのように再構築されていくかとても楽しみです!

そんな彼のトークショーが2月15日(日)19:00からIMA CONCEPT STOREで開催されます。
MEDIA AMBITION TOKYO のトークセッション枠です。
是非!
「ヴィジュアルアートはジャンルではない」オリヴィエ・ラツィとANTIVJの仕事 
オリヴィエ・ラツィ×若林恵
【一般】1,500円【雑誌『IMA』定期購読会員】1,200円
お申し込みはこちらから。


(なぎさ)

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