2015年3月21日土曜日

アートフェア東京2015 出展中!

昨日からアートフェア東京2015まりました!
アツコバルーarts drinks talk初出展中です。
ブース番号S21野又穫さんとTAGAMIんの作品を紹介しています!!

何から何まで初めてでドキドキ!
19日(木)の朝9時から設営スタートしました!
まっさらなブース。作品のお届け待ちです。
まずはTAGAMIさんの作品から。その間に野又さんプランをねります。
くさびうち。
せっせと進めていきます。
今回の設営スタッフはアツコさん、エミリーちゃん、トミー、野又さんファミリーそして私。
作品の位置決め。いろいろ試します。
 設営ってその場にならないと分からない事がたくさんあります。
先にある程度は決めているのですが、やはりその空間その壁そのバランスで予定通りにはいかないのです。それが最高に楽しくてみんなで意見を出し合いながらこれだっと決まった瞬間がたまりません。
トミー先生メジャーマスター
19日(木)は16時からVIPのファーストチョイスで18時からオープニングプレビューでした。
そのため15時には設営を終わらせなければならず、会場ではスピード感のあるチャイニーズなBGMが流れそれに煽られるようにいそいそと終わらせました。焦るぅ。
オープン!
山口からTAGAMIさんもいらしています!
都築響一さんとTAGAMIさん
 会場にはアツコさんもいます。


みなさま是非作品を見にそして買いにいらしてください。
8万〜500万円握りしめて。。。
今日も11時から20時まで開催しています。
最終日の明日は10時半から17時までです!
今年のアートフェアはかなり見ごたえありますよ!
ポップでエネルギッシュです。
お隣は小出由紀子さんのブースです。
4月末にヤングアート台北で紹介する堀江栞さんも加島美術さんのブースで見れます!鳥肌ものです!
お見逃しなく!

(なぎさ)

2015年3月11日水曜日

☆PARIS便り☆
パリの街路には未消化物が溢れている。

☆PARIS便り☆:アツコバルー パリ支店GALERIE NORDスタッフのミエさんが不定期にパリの様子をレポートしてくれます!
石川竜一 in PARIS 

さまざまな国籍の移民たちがひしめき合うこの場所で、人々が吐き出すものは多種多様だ。市の定めたゴミ収集システムには分類できないたぐいのモノと匂いがあちこちにばらまかれている。

その片隅に消化された末路のモノがちょこんと横たわっている。
パリを歩くには注意が必要になるモノではあるが、
もしかしたら唯一、これらの発出人もしくは動物だけが、パリを消化できているのかもしれない。

フランス人や夢のパリをイメージしてやってくる人々には、その生のパリがなかなか消化できない。

だが、石川竜一にはまるでその抵抗がない。彼は虚像を見ない。
打ち捨てられたバナナの皮が彼の興味をそそる。

今年1月に起こったパリのテロ事件はフランスの移民問題と深く関わっているが、フランスはその存在を見ようとしてこなかった。まさに、現代フランス社会の未消化物がテロ行為によって露呈された事件だったのではないか。

今、石川竜一は彼が沖縄で撮影した作品の展示をパリで始めたが、
彼の撮る写真は、まさにテロのように個人のこころの中に爆弾を落として行く。
ただし彼の包容力がそれを破壊的なものではない何かに形を変えている。

パリでの展示を後にした人々が、彼の写真を見たことによって起こる変化をどのように消化していくのか、その余波がどのようにひろがるのか、また彼自身がパリでの撮影によってどのように変化していくのか、楽しみである。





(GALERIE NORD みえ)

2015年3月5日木曜日

”オリヴィエ&イヴ” デジタルとアナログな二人のフランス人

先週末からオリヴィエ・ラツィ 写真展 "TOKYO ANARCHITECTURE"『東京乱建築』イヴ・ダングルフォー『フレンチアールブリュット』展が始まりました!

エントランス
オリヴィエ・ラツィの空間
イヴ・ダングルフォーの空間






うんうん。我ながら良い感じです。

えっさほいさと素敵な仲間に助けてもらいながら設営をして作り上げた展示です。
 
2年前の自分はこんな素敵な仕事をさせてもらえるなんて夢にも思っていなかったなぁとしみじみ思ってしまいました。

夜中にブログを書くとオセンチになってしまいますね!恥ずかし!
でも本当にアツコさん初めアツコバルーという場所に感謝の気持ちでいっぱいです。
大変だけど。(笑)

28日のオープニングにはアンスティチュ、MATの関係者含む多くの方が来てくださいました。
ERICさんも登場!
まだこちらのブログではイヴ・ダングルフォーさんについてはあまりふれていませんが、アツコさんが書いたブログ「イヴ・ダングルフォーを訪ねて」を是非読んでみてください。
一見カラフルポップでかわいらしい絵ですが、描かれている世界はなかなか過激ですごいものもあります。フランス語で文章が書いてあり、造語も多くあるため全てを訳すことはできませんが、気になる作品があればスタッフにお訪ねください。(分からない時もありますのでご了承ください。)

イヴさんの色使いとディテールのギャップが彼の脳内の混乱を垣間見せてくれると同時に、絵画の力を感じさせてくれます。
絵画はどんな年令どんな状況人間にも平等に与えられあり、発露が許される場所なだ。」(by アツコ・バルー)
まさにイヴさんの魂の発露なのです。

必見です!

さて、隣の会場のオリヴィエさんは月曜日の朝フランスへ帰国しました。
今週末からバルセロナでインスタレーションの展示があるそうです。
大人気で大忙しですね!
作品との別れを惜しむオリヴィエさん 
今回は1ヶ月という短い期間での作品作りだったのでほぼ缶詰状態。
また日本に来てゆっくりと満喫して欲しいなと思います。
プレッシャーをかけまくった私が言うのもあれですが....。


二人の展示見逃せませんよ!
3月29日(日)まで。

(なぎさ)